紐の先で踊る者
もぞもぞこんばんはー
今日は作業場の整頓大掃除などしつつ石ビーズの整理もしていたら腰が痛くなってぐわんぐわんしてたところへ花火の炸裂音に直撃され近くの道路まで花火を見に行こうと母にせっつかれこれまたぐわんぐわーんしながらぼんぼん上がる花火を観賞し返ってきてもぞもぞとブログを書き始めましたてんやこでございます皆様本日はいかがお過ごしでしたでしょうかぐわんぐわわーん。
さて昨日ごそごそ作って明日から本格使用になるこいつ
100均素材で作ったてんやこ宅のマクラメ編みに使用しているロウ引き紐のホルダーなのですが、そもそもこれ縦置きの方が良い感じなのに気付いてピンネジの向きを調節したりなんだりもしておりました。
そしてなにげにうっすら研磨されている右側の支柱(この写真じゃわからねぇくらいだよ!)
まぁそれは置いておくとして、縦向けたら280メートルの太巻きでも6本挿せるしそれならいつも使う色は常時スタンバイしておけるじゃない!!と気付いてかたんっ、と縦に向けた次第でありました。
気になる安定のための重石は多分1mmロウ引き紐280メートル6本分の重さ(販売元によると約150gあるとの事なので新品なら合計900g※約1kg!)で十分だと思われるのでとりあえず左側にぶっさすピンネジをもうワンケース買ってきます。
あと設置場所については作業時は手元に置けてなおかつ普段は邪魔にならないところといえばもう作業場のデスク上部に粘着式のカーテンタッセルかけを貼り付けてそこにぽいっとかけておくのが良いかと思案中。
だってこんなの作業場にいつもどっかり置いてあったら何か気になるし。
(高さがあるから)
で、とりあえずこのように幅の関係上太巻きをロールを挿せない中二本の軸は切り取ってしまいました。
横置きなら小巻を差しておくのに使えるんですが縦置きではロールが芯の空洞分下に下がるので小巻も差せないデッドスペースになっちゃうんですよね。
てかそもそも小巻はあまり使わないので差しておく必要性がほとんどない、結論全く要らぬ故にずっぱりと。
で、あとはちょこっとやすりなんかかけてサンドペーパーでかりかり磨いて手触り良くしておきました(今使える右側だけ)
この左右の柱を繋いでる上の一本も今のところ持ち手になるという大事な使命を帯びていますからね。
念入りにスベスベにしておきました。
ついでに組み立ての時に穴にボンド入れて接着もしておきました。
持ち手ですからね、しょっちゅうすっぽ抜けられちゃ困ります。
これで今日もちょっと使ってみた感想ですが縦向きにしたらホルダーが片方しかない状態なのでバランスもイマイチで完成品の感想とはいえないもののまぁまずまずといったところです。
とりあえずひょいっと取ってごんと作業場の端に置けば(もう別に置きっぱなしでも良いかなと思わなくもなかった)紐の準備はOKなわけですからいつも使う紐のロールを取ったり巻いたりする時間は大幅に軽減されます。
自分の中ではあまり前例のない形式なのでまだちょっと戸惑うところもありますが使い勝手は悪くないといったところでしょうか。
で、そんなこんなで完成した本日の売り出し品です。
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黄色系の透明石は夕方見ると綺麗なので今日はきっつい太陽光を取り入れて撮影に挑戦してみました。
ギラギラポージング!
石自体はそんなに大きくないけど綺麗。
↑
こっちは蛍光灯下で撮影。
ルチルきらーん。
良い顔のルースですよー
角度によっては時々虹が見えることも。
あんにゅい。
はちまいめ。
きゅうまいめ。
つぎでおわります。
じゅうまいめ!
はいもう漢字がメンドウになったのでひらがなでおおくりしましたイェ~~~!!!
いやぁBASEが商品掲載写真を一点につき20枚まで表示されるように機能拡充しましたー!と言うのでいっぱい写真を撮って掲載してみたのですが20枚はさすがにきっついかなー?着用画像とか執拗に撮った方がいいのか・・・
石の顔を偏執的に撮りたい性質が露出してしまっただけのような気もしますがまぁいいか(思考をポイ投げ
ではなんだか妙に長くなりましたが本日はこれにて。
ロウ引き紐ホルダーのほうは引き続き使用感の確認を続けます。
ロウ引き紐も転がれば解ける
土曜のまっ昼間から何の事なのかというタイトルで始まりますのこんにちはてんやこマクラメブログです。
いえ昨日ツイッターで友人が100均で購入したキッチンペーパーホルダーをレース糸ホルダーに流用しているのを見て、良いなぁマクラメに使うロウ引き紐もホルダーに設置できたら便利だろうけどあいつらロール芯が長いから横向きに設置するんじゃホルダー何本要るんだよって感じだしかといって皿置きの棒に挿して縦置きにするとどんどんロールから紐が離れて下に溜まっていくしなぁとか思いながら羨ましげに眺めていたのですが、そういえば皿置きはアレ横向きにして何か先端にロールを留めておく引っ掛かりがあれば良いんじゃないのかと思い至って朝から近所のダイソーに駆け込んだ次第でありました。
でもって買ってきたのがこれ。
簡単組み立て式キッチン用皿置きと折れ釘型のピンねじです。
ピンねじの頭がロウ引き紐のロールに対して少々長すぎましたがそんなのは琥珀を切り出すのと同じ要領でぶった切れば済む話であります。
てなわけで適切な長さを計って油性ペンでマーキングし
切断し軽く研磨して形を整えました。
先端綺麗に丸くしたいとかそういうのがあればまた今度やるます。
次に皿置きを組み立てまして、ピンねじをぐりぐりする場所をドリルで軽くナデナデしてとりあえずの位置決めをしておきます。
で、穴あけ。
適正サイズのドリルで一発ぶぃーん!
とは素人なので問屋が許さず。
まずは細めのドリルで真っ直ぐに穴を開けてから適当な幅に穴を拡張する手法を選択。
これなら多少穴が中心からずれていても拡張時に調整が可能です。
穴を開けたらそこにピンねじをぐりぐりねじ込みます。
手では相当気合がいるので最初以外はペンチでぐいぐい回しました。
全箇所ぐりぐりして完成です!
ここに蝋引き紐のロールを挿してみる。
なかなか良い具合に収まりましたぞ~
さすがに間隔の問題で太巻き6本は挿せませんが、太巻きも細巻きもぴったり収まり紐を使うときにも良さそうです。
皿置きは横を向けると土台と下側になるピンで全体が支えられ、なおかつ土台とピンの太さの段差から若干、手前側に傾くのでロールも安定。
ついでに蝋引き紐は紐類の中では重いのである程度の自重で使用の際に動く事も少ない。
なかなか良いんじゃないでしょうか。
休日の簡単工作ですが暫く使ってみようと思います。
しかし木屑塗れになったせいか手から木の匂いがする~
それでは、本日はこれにて(唐突に終わる
てんやこ
呼吸を止めて
皆様こんばんは~
体力づくりにいいからと親戚一同の勧めでプール通いを始めることになりましたてんやこです。
いや勧められたと言いましても実費通いなので寧ろ強要というか脅迫に近いような気もしないでもないのですが体力無いから倒れるんだー動かないから首肩腰も凝るんだーといわれれば正にその通りでぐうの音も出ずプール通いを始めましたがぼごぼ。
しかし前回お試しで泳いだときには全く泳げずやべぇどうしようと思ったのですが、そういえばクロールは25メートル泳ぐのに5回も6回も息継ぎする必要はなく寧ろ息継ぎの時には鼻に水が入らないようにするためにまず息吐くんだから片腕回すたびに息してりゃ速度も落ちるし呼吸回数も増えれば酸素吐く回数も増えるしそりゃ直ぐ酸素足りなくなるわなーと自分で納得しました。
タダでさえ肺活量が落ちてるのにそれじゃ幾ら休憩は挟むといっても何往復も息がもつわけがありません。
なので25メートル泳ぐのに呼吸回数を3回程度に抑えましたら問題なく往復できるようになりましたとさめでたしめでたしです。
さて、まぁそんなことは良いとして今日はちょっと手を休めつつ蛍石の八面体など磨きこんでおりました。
硬度が高くないので研磨は楽です。
アメジストに比べれば・・・(ウッ…
蛍石の八面体自体はわりとどこででも目にする品ですが、研磨されているものはそれほどポピュラーではないようですね。
てかこんなに角が鋭く磨かれたものは安全上問題があるので販売されてないと思います(じゃあ磨きなおせよ私
1500番と3000番の研磨時に鋭角部分にサンドペーパーを当てればいいんですがなんとなくもったいなくてそのままにしてしまいましたははは。
そんなこんなで今日はなんとなく過ごしました。
あまり土日もへったくれもなくスケジュール詰めて働き続けるとまたひっくり返るから禁止とのお達しですのでご勘弁下さい。
でもブレスレットの新作製作と写真撮影だけは水分摂りながらやりましたので良いと思ったらお買い上げ頂けると踊りながら喜びますつまり以下宣伝。
ディープブルーアパタイトとスモーキークォーツのシックなブレスレット。
https://tenyaco.thebase.in/items/8105985
こちらメイン他のブルーアパタイトは品質が良く強い光の下では石の中の煌きが透けて見えて非常に美しい人気の品です。
カット石がいっぱいだから付け心地が悪いのでは?という心配はご無用、同型の試作品をてんやこ自身が身につけておりますがカット石は全て面の端が丸いので尖っていて痛いなどということは一切なく、寧ろ心地よい付け心地となっております。
そしてもう一品はてんやこオリジナルのデザインペンダント。
ブラジル産の非加熱シトリンを切り出したルースにペリドットと上質なムーンストーンのルースを合わせた逸品です。
https://tenyaco.thebase.in/items/8106019
角度によって色の深さを変えて見せるシトリンの表情が見事です。
呼吸を止めて見てやってください!(※死にますので本当にはやらないで下さい
そしてお気に召しましたら是非お買い上げを!!
それでは、今夜はこれにて
てんやこ
原石のなんちゃって研磨方法
こんばんはー
今日は昨日に引き続きまして昼間中ががががががきじゅぃぃぃぃいいいいい!!!とか歯医者を通り越して工事現場並みの音をさせながら石の加工をしておりましたてんやこでございます。
いやだって本当にそんな音がするんですよ。
カッターの歯をでかくしたら更に音がでっかくなって防音カーテンの購入をわりと真面目に考えるくらいには凄い音がするのでいつも耳栓(騒音用)完備で加工してるのでsぎじゅぃぃぃいいいいがががががっががっがggggg!!!!!!!!!!!
まぁそんなこんなで昨日から磨いてた3点が何とか仕上がりました。
加工途中
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これがこんな感じに仕上がりました。
↓
どんな品物にするかはこれから考えますが仕上がりはまずまずでしたので満足。
しかしアメジストの面作るのに死にましたメンドクセェ・・・(ぼて
ところでうちの研磨方法ですが、ダイヤモンドカッター装備のプロクソンリューターで原石切り出して高速回転しているカッターの天面でルースの形に整形、その後低速に落としてじっくり形を整えてから180→400→800→1500→3000番手でガンガン研磨して仕上げてます。
基本は今の番手で綺麗に傷を取ってから次の番手に進むという王道そのままですね。
ちなみにさぁこの番手終わり、と思ったら一度乾いた布で石を拭いてじっくり確認した方が後ででかい傷が残ってたぐぇえええええ!!とかならなくて済みます。
濡れてると余程でっかい傷しかわからないし、石の表面に微妙な凹凸が残っているとその僅かな窪み部分に磨き残しが発生して最終的になかなか綺麗な顔になりません。
よってちょっと面倒ですが特に180~800までの番手の際に確認しながらやると石が綺麗な顔になってくれます。
あと私的には1500番手以降はざばざば綺麗な水を使って磨いたほうが研磨面に研磨滓が入りにくく小傷が残りにくいように思うのでオススメです。
小さな台とかあればそれを研磨台の上か滑り止めに乗せた洗面器の中にでも置いて常に綺麗な水で作業領域を覆えるようにしながら磨くと良いでしょう。
そしてちょっとしたことですが、うちでは上の写真のターコイズやクリソコーラは3000番手まで磨き上げたら最後に目が細かな布(うちでは綿の布)で擦って仕上げています。
ターコイズの表面をつるつるに仕上げるには多分これが一番手っ取り早い方法です。
経験上8000番手とかまで気合入れて磨くと寧ろ筋状の細かい傷がいって曇ってしまう事も・・・
写真のクリソコーラのように、ルースの中に硬い部分と柔らかい部分が混ざってるような石も布で擦って仕上げるのがなかなか効果的ですので興味のある方は一度お試しを。(※でも布で擦ってるときに割れちゃったりしてもうちで責任はもちませぬー
以上。
しかしアレです、原石が丁度良い形してるしアメジストに面作ってシャープな形のトップにしよーwwなんて考えるんじゃなかったと思うくらい手がかかったアメジスト・・・そのぶん綺麗だけどももう1個作ろうかっていう気にならない。
何とかもう少し効率的に面をつける方法を探れればと思いつつ・・・なんちゃって加工説明でした。
なお研磨に熱くなりすぎて今日何も作ってないとか内緒だす。
てんやこ
マクラメペンダント紐を早く編む方法
おはようございます蒸し蒸し大阪のてんやこでございます。
ここのところ気温は下がってきましたものの微妙ーな不快指数がじわわわんです。
クーラーかけてお仕事しましょう。
ゴーッ
そうそうところで、今日はマクラメペンダントには必ず必要なアレ、ペンダントのチェーンにあたる部分の紐の編み方についてちょっと書こうかと。
紐を寄り合わせて作っている方もおられるようですが、大体あそこは4つ編みで作るのが主流のようでてんやこ宅でもそのように製作を行っております。
なのでつまりは90センチあまりの長い4つ編みをどう効率よく編んでいくかって話であります。
私はマクラメボードやマクラメ台は使わずに編んでおりますが90センチ編むのに大体15分くらいの速度で、また立って編んでおりますのでモチーフを編んでいる時と姿勢も変えられますしそういう意味でもちょっと楽でしょうか。
で、具体的なてんやこ流の編み方でありますがまずはこういうクリップ(100均品)を用意しまして、これを挟める頑丈めの家具に目星をつけます。
家具はラックでも本棚でも箪笥でも構わないのですが、ある程度重さがあってかつクリップを挟む部位を清潔に保てることが条件。
そしてもちろん床に紐が着かない高さで固定できる事も大事です。
なお具体的に私の手法ですと紐は中央から半分ずつ編んで行きますが床からの高さは90÷2の45cmを編むために必要な紐の長さ、70cm強に少し余裕を持たせて100cm以上あればまず大丈夫でしょう。
ただし編んでいる時に紐先が揺れますので周囲の掃除も忘れずに行ってから作業に入りませう。
こちらはPCラックの上段に紐を固定したところ。
編む前にウエットティッシュで周辺を拭いてありますです。
90cm編むために必要な編み数は紐の締め方によってだいぶ異なりますが片側260~320回の全体で520~640回くらいまでで編めるでしょう。
ただあんまりかっちかちに編んでも編み数と所要時間が増えるだけであまり利点はないと思われますのでここは紐を水平に保つようにして適度な力でひっぱりつつあまり締め固めすぎないように編んでいきます。
片側約260回で45cm編めたらクリップを付け替えて反対側を同じように編んで出来上がりです。
あと肝心の4つ編みの技術につきましてはもう皆様習得済み及び教本動画などで学ばれた方が早いかと存じますので丸投げしておきますが(待て)ただこちら編んでいるうちに先端が絡まって来るのでそれを手櫛で解こうとして引っ張ると今まで編んだ編み目が引き攣れて台無しになり、キィイイイ!!!!!!ってなった経験とか皆様大なり小なりあるんじゃないかなーと思ったのでその辺のところだけちょこっと。
蝋引き紐の蝋のつきの量によってまちまちですが、私の手法の場合ですと大体蝋がたくさんついているほうが絡まりやすく、10~20回編みこむと先端の絡まりが編み目の近くに到達して編みにくくなる事がほとんどです。
なので編んだ回数を数えつつ(※編んだ回数を数えながら編んでいくと途中でいちいち手を止めて長さを確認しなくて済みます。ちょっとしたことですがこの手の連続作業はいかに手を止めないか&手直ししなくて済むか、が最終的なタイムに相当関わってきますので出来るなら数えつつ編んだ方が効率が上がります)10~20回の時に4本の紐を2本ずつに分けて解してやると比較的抵抗を受けずに絡まりを解す事ができます。
ただしこの時は編んだ目の部分をしっかり押さえておきましょう。
この先端から来る絡まりを解す編み目の回数を予め決まった数の偶数(別に奇数でもいいですがわかりやすいほうで)に決めておけば解した後の再開時に左右どっちの紐から再開するかも固定する事が出来ますので逆の紐を編みこんで編み目が崩れてどうだっけ?となる可能性も格段に減らせます。
なお私としては4つ編みは一度崩れると正解の編み方に戻るのがわりと難しい感じなのですが、大体捻れて方向がおかしくなってる事が多いので全部解く前にぐるっと回転させながら正解の編み目の形を探してみてください。
私はそれで大体見つけられます。
文字ばっかりになりましたがざっとこんなところでしょうか。
ではでは、何かの参考になれば良いなと思いつつ新作など(脈絡がない)
珍しいラリマーのスティックルースペンダント。
南海色のブルーアパタイトとクリスタルクォーツで爽やかに纏めてみました。
金属類は編みこんでおりませーぬ。
いつもどおり21時よりショップTenyacoにて販売開始致しますのでラリマー好きの方は是非!
ではでは今朝はこの辺でー
てんやこ