マクラメペンダント紐を早く編む方法
おはようございます蒸し蒸し大阪のてんやこでございます。
ここのところ気温は下がってきましたものの微妙ーな不快指数がじわわわんです。
クーラーかけてお仕事しましょう。
ゴーッ
そうそうところで、今日はマクラメペンダントには必ず必要なアレ、ペンダントのチェーンにあたる部分の紐の編み方についてちょっと書こうかと。
紐を寄り合わせて作っている方もおられるようですが、大体あそこは4つ編みで作るのが主流のようでてんやこ宅でもそのように製作を行っております。
なのでつまりは90センチあまりの長い4つ編みをどう効率よく編んでいくかって話であります。
私はマクラメボードやマクラメ台は使わずに編んでおりますが90センチ編むのに大体15分くらいの速度で、また立って編んでおりますのでモチーフを編んでいる時と姿勢も変えられますしそういう意味でもちょっと楽でしょうか。
で、具体的なてんやこ流の編み方でありますがまずはこういうクリップ(100均品)を用意しまして、これを挟める頑丈めの家具に目星をつけます。
家具はラックでも本棚でも箪笥でも構わないのですが、ある程度重さがあってかつクリップを挟む部位を清潔に保てることが条件。
そしてもちろん床に紐が着かない高さで固定できる事も大事です。
なお具体的に私の手法ですと紐は中央から半分ずつ編んで行きますが床からの高さは90÷2の45cmを編むために必要な紐の長さ、70cm強に少し余裕を持たせて100cm以上あればまず大丈夫でしょう。
ただし編んでいる時に紐先が揺れますので周囲の掃除も忘れずに行ってから作業に入りませう。
こちらはPCラックの上段に紐を固定したところ。
編む前にウエットティッシュで周辺を拭いてありますです。
90cm編むために必要な編み数は紐の締め方によってだいぶ異なりますが片側260~320回の全体で520~640回くらいまでで編めるでしょう。
ただあんまりかっちかちに編んでも編み数と所要時間が増えるだけであまり利点はないと思われますのでここは紐を水平に保つようにして適度な力でひっぱりつつあまり締め固めすぎないように編んでいきます。
片側約260回で45cm編めたらクリップを付け替えて反対側を同じように編んで出来上がりです。
あと肝心の4つ編みの技術につきましてはもう皆様習得済み及び教本動画などで学ばれた方が早いかと存じますので丸投げしておきますが(待て)ただこちら編んでいるうちに先端が絡まって来るのでそれを手櫛で解こうとして引っ張ると今まで編んだ編み目が引き攣れて台無しになり、キィイイイ!!!!!!ってなった経験とか皆様大なり小なりあるんじゃないかなーと思ったのでその辺のところだけちょこっと。
蝋引き紐の蝋のつきの量によってまちまちですが、私の手法の場合ですと大体蝋がたくさんついているほうが絡まりやすく、10~20回編みこむと先端の絡まりが編み目の近くに到達して編みにくくなる事がほとんどです。
なので編んだ回数を数えつつ(※編んだ回数を数えながら編んでいくと途中でいちいち手を止めて長さを確認しなくて済みます。ちょっとしたことですがこの手の連続作業はいかに手を止めないか&手直ししなくて済むか、が最終的なタイムに相当関わってきますので出来るなら数えつつ編んだ方が効率が上がります)10~20回の時に4本の紐を2本ずつに分けて解してやると比較的抵抗を受けずに絡まりを解す事ができます。
ただしこの時は編んだ目の部分をしっかり押さえておきましょう。
この先端から来る絡まりを解す編み目の回数を予め決まった数の偶数(別に奇数でもいいですがわかりやすいほうで)に決めておけば解した後の再開時に左右どっちの紐から再開するかも固定する事が出来ますので逆の紐を編みこんで編み目が崩れてどうだっけ?となる可能性も格段に減らせます。
なお私としては4つ編みは一度崩れると正解の編み方に戻るのがわりと難しい感じなのですが、大体捻れて方向がおかしくなってる事が多いので全部解く前にぐるっと回転させながら正解の編み目の形を探してみてください。
私はそれで大体見つけられます。
文字ばっかりになりましたがざっとこんなところでしょうか。
ではでは、何かの参考になれば良いなと思いつつ新作など(脈絡がない)
珍しいラリマーのスティックルースペンダント。
南海色のブルーアパタイトとクリスタルクォーツで爽やかに纏めてみました。
金属類は編みこんでおりませーぬ。
いつもどおり21時よりショップTenyacoにて販売開始致しますのでラリマー好きの方は是非!
ではでは今朝はこの辺でー
てんやこ