てんやこのマクラメブログ

自分で製作したマクラメアクセサリーを紹介するブログです

原石のなんちゃって研磨方法

こんばんはー

今日は昨日に引き続きまして昼間中ががががががきじゅぃぃぃぃいいいいい!!!とか歯医者を通り越して工事現場並みの音をさせながら石の加工をしておりましたてんやこでございます。

いやだって本当にそんな音がするんですよ。

カッターの歯をでかくしたら更に音がでっかくなって防音カーテンの購入をわりと真面目に考えるくらいには凄い音がするのでいつも耳栓(騒音用)完備で加工してるのでsぎじゅぃぃぃいいいいがががががっががっがggggg!!!!!!!!!!!

 

 

 

まぁそんなこんなで昨日から磨いてた3点が何とか仕上がりました。

加工途中

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上からクリソコーラ、ターコイズアメジスト

これがこんな感じに仕上がりました。

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どんな品物にするかはこれから考えますが仕上がりはまずまずでしたので満足。

しかしアメジストの面作るのに死にましたメンドクセェ・・・(ぼて

 

ところでうちの研磨方法ですが、ダイヤモンドカッター装備のプロクソンリューターで原石切り出して高速回転しているカッターの天面でルースの形に整形、その後低速に落としてじっくり形を整えてから180→400→800→1500→3000番手でガンガン研磨して仕上げてます。

基本は今の番手で綺麗に傷を取ってから次の番手に進むという王道そのままですね。

ちなみにさぁこの番手終わり、と思ったら一度乾いた布で石を拭いてじっくり確認した方が後ででかい傷が残ってたぐぇえええええ!!とかならなくて済みます。

濡れてると余程でっかい傷しかわからないし、石の表面に微妙な凹凸が残っているとその僅かな窪み部分に磨き残しが発生して最終的になかなか綺麗な顔になりません。

よってちょっと面倒ですが特に180~800までの番手の際に確認しながらやると石が綺麗な顔になってくれます。

あと私的には1500番手以降はざばざば綺麗な水を使って磨いたほうが研磨面に研磨滓が入りにくく小傷が残りにくいように思うのでオススメです。

小さな台とかあればそれを研磨台の上か滑り止めに乗せた洗面器の中にでも置いて常に綺麗な水で作業領域を覆えるようにしながら磨くと良いでしょう。

 

そしてちょっとしたことですが、うちでは上の写真のターコイズやクリソコーラは3000番手まで磨き上げたら最後に目が細かな布(うちでは綿の布)で擦って仕上げています。

 

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ターコイズの表面をつるつるに仕上げるには多分これが一番手っ取り早い方法です。

経験上8000番手とかまで気合入れて磨くと寧ろ筋状の細かい傷がいって曇ってしまう事も・・・

写真のクリソコーラのように、ルースの中に硬い部分と柔らかい部分が混ざってるような石も布で擦って仕上げるのがなかなか効果的ですので興味のある方は一度お試しを。(※でも布で擦ってるときに割れちゃったりしてもうちで責任はもちませぬー

 

以上。

 

 

しかしアレです、原石が丁度良い形してるしアメジストに面作ってシャープな形のトップにしよーwwなんて考えるんじゃなかったと思うくらい手がかかったアメジスト・・・そのぶん綺麗だけどももう1個作ろうかっていう気にならない。

何とかもう少し効率的に面をつける方法を探れればと思いつつ・・・なんちゃって加工説明でした。

 

なお研磨に熱くなりすぎて今日何も作ってないとか内緒だす。

 

 

 

てんやこ