てんやこのマクラメブログ

自分で製作したマクラメアクセサリーを紹介するブログです

マクラメ引きずり込み作戦 ファイル①

皆様おはようございますといいつつもうお昼のてんやこですよ~

昨夜のざっくり縫い合わせ記事が意外に見ていただけていて嬉しみにまにまファイヤーです(謎

 

そんでもって今日は調子に乗って皆マクラメもうちょっと気軽にやってみようぜ題して【マクラメ引きずり込み大作戦】のファイル①を開始したいと思います(←ますます謎

 

☆私的にマクラメに絶対必要と思われるもの

○ロウ引き紐

○ライター

○ハサミ(※出来れば先端の良く切れるものが良)

○そこそこのやる気&根気

 

まぁまず何を作るにしても全般的にマクラメ編みをするには出来れば蜜蝋を引いたロウ引き紐があったほうが良いかと思います。

慣れれば絹糸や自前でロウを引いた紐でも出来ますが見た目を綺麗にするための緩みつっぱり等の調整を行うには普通の紐では最初はなかなか難しいこともありますし、さすがに此処だけは押さえておいた方が良いかと。

 

練習用だから紐は何でもいいやー、と思われるかもしれませんが、結局基本は緩んでこないロウ引き紐のほうが最初は特にやりやすいですよ!

そして【やりやすい=仕上げやすい=根気は必要以上に要らない=上達するのが早い=楽しい=止められぬ(末期)】までの到達時間が短くて済むと思います。たぶん。

 

そしてライターは完成後などに端を焼き留めするのに必ず使います。

普通の紐なら結んでおしまい、となりますが焼き留めれば時間経過による緩みもある程度防ぐことが出来ますし、結んで終わり、ではなく実用性を求めていくならやらない手はないのではないでしょうか。

 

ハサミは適当なものでなく500円くらいでもいいので出来れば手芸用の先端が良く切れるものをオススメします。

紐がなかなか切れずにキィーッッ!!てなりますと集中できませんし、またビーズを通したいなと思った時などは特に、紐先が切れないハサミで切ったぐちゃぐちゃ状態ですとビーズの穴に紐が通らずにまたキィーッッ!!!!!ってなりますので・・・

 

あと専用のお道具にコルクボードやマクラメピン、マクラメ編み台等がありますが、あれらがなければ始められない、というほどマクラメは敷居が高いわけでもありません。

あったほうが便利な場合も多いと思いますが、なくても始められます。

無しで始めて続けている人間が言うんですからそこは本当に大丈夫です。

でもあったらやっぱり便利だとは思いますがかぽかぽ。

 

まぁそれでですね、皆さんだいたい最初はブレスレットやストラップ辺りから始められる方も多いのではないかなと思うわけなのですが、唯一編むために手だけではまず仕上げられないのがマクラメブリッジによる石包み(丸や楕円形の平べったく穴の空いていない、要はカボションルースと呼ばれる石を包む事)ではないでしょうか。

 

こんなのですね

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ブリッジ。

 

網目状で石を包む事は手だけでも出来ますが、マクラメブリッジはさすがに何かしら固定具がなければ手だけで美しく編むのは難しいと思います。

でもここで必要になってくる編み台は大体¥2000前後しますのでさぁどうしようかなーと思われる方もいらっしゃるのではと思ったので今日はこちら、

【マクラメブリッジを作るための固定具を100円均一等の簡易品で工具を使わずに簡単に作る】

てのをかるーく御紹介させて頂きます。

 

まず必要になる物はこちら、100円均一でも売ってる厚手の紙の箱(OPPテープ等で角を補強しておくと安心して使えます)

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以上です。

 

・・・・・・いや、厳密にはもう少し道具が要りますが本体はこれだけ。

で、具体的にどうするかと言いますと、まずは蓋を取って本体のフチをOPPテープ辺りの幅広で頑丈なテープでぐるりと補強します。

そんでもって一辺を定規で測って中央にハサミで縦に真っ直ぐ1cmほどの切れ込みを入れ、その切れ込みから左右5mmずつのところに同じく切れ込みを入れます。

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こんな感じで。

そして写真奥に微かに見えているように、対となっている反対側の一片にも同じように切れ込みを入れます。

基本はこれで完成。

 

ここにロウ引き紐を渡しまして、

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ついでにこれも100円均一に売ってますが別に100円均一の物ではなくても全然大丈夫なクリップで留めます。

 

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はいこれでブリッジを編み始めることが出来るようになります。

これならわりと簡単でお金もかからないのではないでしょうかね。

ちなみにこの箱のサイズは16.5cm×16.5cm×12.5cmあります。

作業領域を確保するには最低限これくらいの縦横深さはあったほうが良いと思いますし、手の大きな方はもう少し大きいほうが良いのではないでしょうか。

あとあんまり浅いのや見目柄の賑やかな箱を買ってくるとわりとやりにくかったり目が痛くなったりで後悔しますのでほどほどに選別をば。

高さがあるし軽いのでテーブルに引っ掛け斜めにして編んだり、座って足に乗っけて案でもいいです。

重さがほしい場合は小型煉瓦や陶器板などをホームセンターあたりで買い求めても良いかもしれませんね。

ついでに収納にも使えますこれ。

 

で、実際ブリッジを編んでます光景~

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あまり編み初めを箱のほうに寄せすぎるとクリップに紐が引っかかって編みにくくなるので数センチあけて編み始め、作業領域が狭くなってきたら押し上げるようにするのがオススメです。

 

あくまで私のやり方ですが、いがかでしょうか。

ちなみにショップTenyacoの品物はブリッジは全てこの箱で編んでいますよ~

 

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tenyaco.thebase.in

こんなのや、

 

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tenyaco.thebase.in

こんなのもそう。

品質的にも全然問題ないです。

ただし包むルースの大きさによっては広い作業領域が必要になることもあるかもしれませんのでそのあたりはご自分のスタイルとご相談の上で箱寸法の吟味をどうぞ。

 

ではではお昼はこの辺で・・・!!

今日の昼食はナポリタンの予定です(自炊)いぇーい!

 

Tenyaco てんやこ